唐突ですがクイズです! 以下の2次元コードとQRコードを見分けるポイントは何でしょう?
街中で突然2次元コードを見せられ、それがQRコードかそうでないかを瞬時に答えないと地球が爆発するぞと脅された時のために(そんな機会があるかは知りません…)、以下でQRコードとそれ以外の2次元コードの見分け方を覚えておきましょう。
一見、ただの白黒の全面ランダム模様のように見えてしまいそうになるQRコードですが、四隅ならぬ三隅にある「ファインダパターン(切り出しパターン)」が見た目上の最大の特徴です。
AzTecコードの三隅には「ファインダパターン(切り出しパターン)」はありません。その代わりど真ん中にファインダパターンが一個、位置しています。これでQRコードとAzTecコードを見分けることができるでしょう。ちなみに、真ん中のファインダパターンがアステカ文明のピラミッドを真上から見たかのようだからAzTchコード、なのだとか。
Data MatrixコードもAzTecコードと同じく、QRコードに特徴的な三隅の「ファインダパターン(切り出しパターン)」がありません。
Data Matrixコードに特徴的なのは何といっても、左辺と下辺のL字形黒線 =「アライメントパターン」と、上辺と右辺の逆L字形点線 =「クロックパターン」です。何だか斜めから光を当てた時の影のようにも見えますが、そういうわけではないのです。
AzTecコードのファインダパターンがど真ん中にあるのと同様に、Max Codeコードのファインダパターンも真ん中に位置しています。形は同心円状で、まるで弓道の的?
なおモジュールの形状も六角形です。よーく見ないと丸に見えちゃうかも。
QRコードは、もともとのオリジナル仕様「モデル1」と拡張仕様「モデル2」があります。本項では「モデル1」「モデル2」の見分け方を説明します。なお、現在一般的にQRコードといった場合、「モデル2」を指すことがほとんどです。
QRコードの三隅には「ファインダパターン(切り出しパターン)」があり、唯一「ファインダパターン」がない右下の辺りには「アライメントパターン」がある…というのは前節でも説明したことですが、この「アライメントパターン」はモデル1には存在しません。これを以って、モデル1 / モデル2を見分けることができます。
※一部例外あり。
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※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
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