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セルフレジ(セミセルフレジ)の導入メリットとは? 本当に省力化になるの?


人手不足が深刻化するなか、少しでもレジ業務の省力化を図ろうと無人レジの導入を検討する店舗が増えています。しかし「本当に効果はあるの」「お客が離れるのでは」といった不安や心配を抱える方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、セルフレジやセミセルフレジがお店にもたらす効果についてご紹介します。



セルフレジとセミセルフレジの違い

無人レジには、大きく分けてセルフレジとセミセルフレジの2つがあります。それぞれの違いについてみていきましょう。


セルフレジ

セルフレジとは言葉のとおり、お客さま自身で会計業務を行うレジのことです。購入する商品の読み取りから支払いまでのすべてを利用者が行います。慣れるまではお客さまが操作に手間取る場合があるので、店舗スタッフが適宜フォローする必要があります。


セミセルフレジ

フルセルフレジと有人レジが融合したものです。バーコードの読み取りなどは店舗スタッフが行い、お客さまは精算だけを行います。慣れていないと時間がかかる部分はスタッフが請け負うため、顧客の負担は少なくて済みます。



セルフレジ(セミセルフレジ)を導入するメリット

セルフレジ・セミセルフレジを導入した場合、次のようなメリットが見込めます。

レジ業務の省力化

セルフレジ・セミセルフレジを取り入れるメリットは、なんといってもレジ業務の省人化・省力化です。
たとえば、通常のレジ業務の場合、次のような過程があります。
(1)商品を受け取る
(2)商品をバーコードで読み取る
(3)お客さまから代金をお預かりする
(4)レシートと釣り銭がある場合はお釣りをお渡しする

セルフレジ・セミセルフレジを導入すれば、(1)から(4)まで(もしくは(3)と(4))を来店者が行うため、大幅な人員削減が可能になります。小売業や飲食店を中心に深刻化する人手不足の解消に一役買ってくれることは間違いないでしょう。


人件費の削減

お客さまがスタッフの代わりにレジ業務を行うので、その分の人件費をカットできます。セルフレジの導入にはそれなりの初期費用がかかりますし、初期の段階では操作に不慣れなお客さまのために操作をフォローするアシスタントが必要になりますが、長い目で見ればコストダウンにつながるでしょう。


レジ待ちの解消

レジはお客さまと店側をつなぐ最後の接点です。しかし、混雑時に長蛇の列ができてしまうと、殺到するお客さまをこなすのに精一杯で、気持ちのいい接客をするのは難しいのが実情ではないでしょうか。お客さまからプレッシャーをかけられて、焦りからミスをすることも考えられます。セルフレジ・セミセルフレジならお金のやりとりなどの時間が短縮できるため、レジ待ち時間の短縮を図ることができます。


レジの現金管理業務の簡略化

レジの精算処理は1日の売り上げを締める重要な作業です。売り上げと釣り銭が合わない場合、何度でも計算し直さなければなりません。そのため、こうした作業を敬遠している方も少なくないでしょう。レジのお金が合わない原因のほとんどは、釣り銭の渡し間違い、入力ミス、お金の紛失などのヒューマンエラーです。セルフレジ・セミセルフレジではスタッフが直接お金を扱わないので、レジ締めをする際の現金過不足を解消できます。売上金の管理が楽になり、レジでの金銭授受のストレス軽減にも役立ちます。


衛生面の強化

お金は不特定多数の人が素手で触れるもの。食料品を扱う飲食店や小売店などでは、現金に触れる機会をできるだけ減らしたいのではないでしょうか。お金をほとんど扱わずにレジ業務を行えるのもセルフレジ・セルフレジのメリットのひとつです。衛生面の強化をアピールすることで、顧客の信頼を得られるでしょう。


顧客満足度の向上

セルフレジ・セミセルフレジは、顧客満足度の向上にもつながります。長い待ち時間から解放されるうえ、自分のペースで支払いできるので、お買い物をよりリラックスして楽しめるでしょう。浮いた費用や人材を顧客サービスに還元すれば、お店のファンを増やせます。



まとめ

日本ではまだ現金決済が多く、飲食店や小売店ではレジ周りの業務が大きな負担となっています。無人レジをうまく活用して、省人化・省力化を図ってみてはいかがでしょうか。
セルフレジとセミセルフレジを併用すれば、業務の効率化と顧客満足度の向上を同時に叶えることも可能です。客層や立地、時間帯などによって使い分けるのもひとつの手でしょう。